ポーリッシュポタリーを彩る絵柄は大きく分けて 1 花模様 2 幾何学模様、そして、 3 動物や鳥の絵柄があります。中でも、今日は動物や鳥の模様について、実際の模様の写真を多くご覧にいれながら説明します。

<農業国ポーランドで身近な動物たち>
ポーランドは穀物を始めとする農産物の自給率が、なんと100%近い大農業国です。凄いですね!
小麦、大麦、ライ麦にそば、豆類。野菜にキノコ、果樹も豊富です。
そんな農業の国ですから、犬、猫はもちろん、馬、アヒル、ヒツジやロバ、そんな農村の動物たちがとても身近な生活の仲間たちなのです。

<絵柄のご紹介>
ポーリッシュポタリーの絵柄の中から、まずはワンちゃんとネコちゃんたちのご紹介です。ワンちゃんは犬種にも色々な形があります。スタンプ用の図案ですから、基本的にはシルエットになるのですが、色々な犬種が表現されていて、なるほど!と驚きます。好きな犬種の絵柄に出会うと嬉しくなりますね。ネコちゃんたちは、立ったり、歩いたりのシルエットです。動作のシルエットはネコ好きにはたまらないものがあります。

▲大型犬、ダックス、テリア…お気に入りの犬種のマグに手元にあるととてもハッピーな気分です。

▲ ネコちゃん柄は肉球のマークにも各社工夫をこらしています。

ポーリッシュポタリーに以外に多い絵柄は馬です。特にザクワディ社やヴィザ社のような古いメーカーには必ず馬の絵柄の商品があります。

▲ 馬好きにはたまらないシルエット。馬たちの走る様子が目に浮かびます。

「草原の国」と呼ばれるポーランドでは養蜂も盛んで、ハチの絵柄も結構あります。
昆虫は苦手という方もおいでと思いますが、ポーリッシュポタリーの絵柄の世界の虫たちはどれも愛嬌たっぷりです。ハチにチョウチョ、トンボ、テントウムシどれも意匠として美しい色形をしています。
中でも、アルティスティチナ社の精密なチョウチョのスタンプ模様は、まるで手描きかと思うほど細かく美しい形です。
ちなみに「モスキート(蚊)」と呼ばれるデザインがありますが、これは蚊を描いたものではなくて、スタンプ模様の一部が蚊に似た形をしてしるためにそう呼ばれるようになったもののようです。

▲ アルティスティチナ社のチョウチョとトンボは驚くほど精緻なスタンプで絵付けされます。

鳥の絵柄はツグミやセキレイ、ツバメなど、具体的な種類がわかるデザインが沢山あります。その方がデフォルメされたデザインより生活に身近な感じがします。
そして鳥のデザインで忘れてならないのはニワトリ。各メーカー、必ずと言ってよいほど独自のニワトリデザインがあります。

メーカーにより様々な表現が楽しめるのも面白いところです。最近はアニメのキャラクターのようなものもあって驚かされるかと思うと、昔から変わらない図案のスタンプで淡色の動物柄をずっと製造しているメーカーもあります。
ポーリッシュポタリーの柄は、スタンプの種類が多く、色数がいほど上級の絵柄ランクに分類されます。なので、淡色でも可愛らしい図案の動物柄にであったら、意外にお手頃価格なことがあります。
そんな絵柄に出会えてお気に入りに加えることができたら、それはとてもラッキーな出会いです。意外なメーカーの作品に可愛い絵柄やがあるかもしれません。

今回、ご紹介した絵柄はポーリッシュポタリーの動物、昆虫柄のほんの一部です。中にはウズラの羽の図案を使った珍しいデザインや、南国の色鮮やかな鳥を描いた大胆な構図、クジャクの羽模様を描いた優美なものなど、限りがありません。ぜひ、探し出して素敵な出会いをなさってください。

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